おはようございます!週間ではダウ平均が433.36%高(+0.95%)と3週ぶりに反発し、S&P500が1.59%高、ナスダック総合が2.03%高とともに2週続伸しました。
8月コアCPIは前年同月比3.1%と予想3.1%前回3.1%と一致しました。インフレは少なくとも加速していると言う状況ではなさそうです。つまりFRBの利下げを妨げるような内容ではありませんでした。また新規失業保険申請件数が26.3万件と予想23.5万件前回23.6万件を大幅に上回り、雇用の悪化懸念から更に利下げが正当化されています。今月のFOMCではほぼ25bpsの利下げが行われるでしょう。
それを受け株価は上昇、主要3指数は史上最高値を更新しています。また長期金利も4%前後と低下していて、フラットニングが進んでいます。懸念していたタームプレミアムの上昇は景気悪化懸念により解消されました。今後も金融・財政両政策面が緩和的である事から、株価は緩やかに上昇していくと想定しています。バリエーションは高いですが、モメンタムは強いです。
さて、今週はオラクルがマーケットの主役となりました。OpenAIから3000億ドル受注との報道があったのです。この莫大な金額のデータセンター受注の示すことは間違いなくAIの旺盛な需要です。オラクルは決算発表後40%近く株価が上昇しました。引き続きこのような事が起こって行けば、先ほどの金融・財政の下支えに加え、AIの進化が株価を押し上げていくと思っています。
さて、日本に話題を持って行くと、先週末石破首相が退任しました。個人的には其処まで悪い首相だったとは思いませんが、選挙の敗戦の責任を取らされた格好でした。ただ可哀そうな所もあると思います。前回の参院選では所得の低下への不満、インフレの不満や、移民の不満、それは石破首相の責任と言うよりは、長い間蓄積されてきた不満が爆発した結果だと思います。
そして野党が躍進し、与党は過半数割れとなりました。今後は自民党総裁選挙が行われます。まだ詳細は出ていないものも、高市氏と小泉氏が争う事となりそうです。ただどちらが総裁になるにせよ、リフレ、インフレ的な政策になりそうで、日経平均株価は史上最高値を更新しました。特に不動産セクターが上昇し、日銀が利上げに慎重な姿勢を示すのではないかと思わています。
今日本のインフレ率は3%台です。そして政策金利の公定歩合は0.5%、どう考えても整合性が取れていません。つまりインフレは加速する可能性が高いです。そうなると特に低所得者層が苦しみます。と同時に政府の名目債務が減ります。それは多額の債務を抱える政府にとって有利な展開です。仮にインフレ抑制のために金利をインフレ率程度まで上げると、住宅ローン負担者が破綻します。
つまり論点は、結局誰が今までのツケを払うかでしかなく、緩和的な政策が続いた後始末をしている訳です。ただ過去の緩和的な政策が悪かったかと言うとそういう事ではないと思います。問題は緩和的な政策を実行している間に構造改革を進められなかったこと、そして出口戦略がしっかりできなかったことに起因しています。その点では過去が悔やまれると考えています。
今週もお疲れさまでした。今週もフラフラと飲み歩いていました。この生活が何年続くかは分かりませんが、今を楽しんで後悔しないようにしたいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。