おはようございます!週間ではダウ平均が0.42%安、ナスダック総合が0.17%安とともに3週続落ました。月間では、ダウ平均が1.73%高、ナスダック総合が0.95%高です。
まず1月30日金曜日夜にトランプ大統領はウォーシュ元FRB理事を次期FRB議長に指名すると発言しました。つまり遂にトランプ大統領の傀儡FRB議長が誕生することになります。先のFOMC後にもトランプ大統領は散々利下げしないパウエル議長を批判し、米国の政策金利について利下げを要求しています。此れは明らかなFRBの独立性への侵食であり、違反行為です。
しかしながら、次期FRB議長が大統領の傀儡になったと言う事を、事実として受け止めなければなりません。そして政策金利は下方向へバイアスがかかっていくという事をです。1月13日にそのFRBの独立性への懸念から相場見通しを弱気から中立に変更しました。そして今週1月29日に中立から強気へと転換しています。但し今回は理由は違います。
その理由は、単純に景況感の良化によるものです。12月失業率も4.4%まで低下し雇用への懸念は後退しています。今週あったFOMCでも雇用の良化について言及されています。つまりFF金利を3.50%と中立金利程度まで下げた効果が出始めているのです。一方インフレ率は2%後半をキープしています。但しその一部は昨年半ばの関税によるものであり、今年半ばからは緩和されていく可能性が高いです。
一時期スタグフレーション懸念があったものも、景気、インフレ、その両面から否定されました。となれば強気のポジションが肯定されます。ただし去年秋までの流行のAI銘柄には懐疑的です。それよりもシクリカル・バリューの上昇が顕著です。米国株では、少し押した銀行株や、JNJ、XON、CATが魅力的に映ります。株価の原動力が景況感ならば当然の帰結と考えます。
またOpenAIが遂に第4四半期にIPOとのニュースが流れています。一言で言うと焦っているんだと思います。性能的にはGOOGのGeminiに追い越されたと評価され、資金調達に不安が残っています。そんな中のOpenAIのIPOのニュースはあまり良い状況を説明してるとは思えません。以前申し上げた通り、OpenAIはITバブルで言うシスコそのものです。
ルーターを制したシスコは世界の覇者でした。しかし実際はただのインフラ企業であり、AIもインフラでしかないと考えているのです。特にAIの販売価格は採算コスト割れと考えられ、AI自体でその回収が出来るかは微妙な所です。そういう意味ではOpenAIのIPOがAI祭りの最後を演じる可能性は否定できません。つまり私はAIには既に懐疑的、しかしシクリカル・バリューには乗らざるを得ないと感じています。
もう少し具体的な戦略です。何故ナスダックを加えず、エクイティのエクスポージャー全てをMSCIコクサイにしたのかは、エクイティという資産そのものに賭けているからです。AIには懐疑的、シクリカル・バリューには乗りたい、そう言う戦略なのです。また先に言った日本の金利上昇・インフレに対するエクスポージャー、生保、不動産、銀行をサテライトで持つことは良いと考えます。
今週もお疲れさまでした。今週は普段行くことのない土地に赴いたり、出会いを楽しんだりした週でした。猫も相変わらず噛んでいます笑。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
コメントを残す