2026年2月1週振り返り(デレバレッジ)

おはようございます!週間ではダウ平均が2.55%高、ナスダック総合が4.02%安、S&P500が0.22%高でした。

1月ISM製造業景況指数は52.6と予想48.5前回47.9を大幅に上回りました。1月ISM非製造業景況指数は53.8と予想53.5を上回るも前回53.8と一致です。景況感は良く、FRBが1月FOMCで述べたような展開を示しています。尚、1月雇用統計の発表は政府機関一部閉鎖の影響で延期となりました。好調な景況感にも関わらず、今週はマーケットはまちまちでした。特にテックの下落が目立ちナスダックが大幅下落しています。

理由としてはアンソロピックが法務業務の自動化を目的とする新たなツールを発表したことによりソフトウェア株が急落したこと、またGOOGやAMZNが決算を発表し、ガイダンスでAI投資を加速させる意思を示すも、その採算性に疑問が生じている事、が挙げられます。まずソフトウェア株については、致し方がない事だと思っています。つまりAIが既存のビジネスを侵食している一例です。

マクロ的にはホワイトカラーの仕事が減っていくという事でしょう。次にAIの採算性ですが多様なサービスをしているGOOGはさておき、OpenAIのようなAIしか提供していない企業は、月3000円のサブスクでは採算が合うとは思えません。そのOpenAIが儲からなければ、NVDAやORCLは資金を回収できません。つまり、今やっとAI投資の採算性に疑問が生じて来たと言えるでしょう。

それは再三私が去年の秋に申し上げてきたことで、特にサプライズはありません。ただそれだけがマーケットの下落の要因だとも思っていません。私はこの下落の要因はデレバレッジだと考えています。日本の金利が立ち、円キャリー取引、つまり円でお金を借りて、リスクの高い資産に投資する事が成り立たなくなってきています。つまりリスク資産の流動性が低下してきているのです。

その査証は金や銀の過剰なボラティリティやビットコインの急落です。結局板が薄くなってるのです。流動性とは通貨の流通量です。それが下がると値段が飛びます。またビットコインの価値の本質は価値の移動にあります。移動の価値が低下しているという事も流動性の低下の説明になります。では見通しは暗いかという事ですがそうでもありません。

景況感は良いのです。テックは確かに指数に影響します。マグニフィセント7のナスダックの寄与度は40%以上です。S&P500でも30%、MSCIコクサイでは20%です。つまりテックが下がると一般的にマーケットのセンチメントは悪化します。景況感が良いならば、シクリカル・バリューの活躍の時です。先週も述べた、銀行株、XOM、JNJ、CATのような株や、日本では、生保株、不動産株、銀行株のような株は比較的堅調です。

ですからMSCIコクサイをベースとして55%程度、そしてサテライトでシクリカル・バリュー株1銘柄5%程度、それに先進国債券(為替ヘッジ有)40%を加える事によりポートフォリオのボラティリティが下がり、リスク当たりのリターンが極大化されると考えています。今はテックのような派手な銘柄を扱う時期ではないのです。粛々と景気回復を享受する銘柄に寄せるべきだと考えます。

今週もお疲れさまでした。今週も2回ほど飲みに行きましたが、比較的のんびり過ごしています。家にいる猫が可愛く外出が減っています。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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