2026年1月4週振り返り(TACOと財政)

おはようございます!週間ではダウ平均が260.62ドル安(-0.53%)、ナスダック総合も0.06%安とそろって2週続落となりました。

今週マーケットはトランプ大統領に翻弄されたと言うか、予想通りTACOだったとか、何とも言えない週でした。グリーンランド取得に意欲を燃やすトランプ大統領が欧州へプレッシャーを与えるために関税を賦課すると発言も撤回と言ういつも通りの展開でした。ベネズエラを制圧した後であり、武力行使にマーケットは不安視していましたが、それも否定しています。

まずベネズエラの件は2つの考え方があり、一つ目はソブリンティ(国家主権)への侵食です。つまりソブリンティが保証されず力が正義となる世界では、ロシアのウクライナ侵攻や、はたまた今後起こり得る中国の台湾併合、を肯定してしまいます。個人的には非常に憂慮する問題であり、日本もその蚊帳の外と言う訳には行きません。台湾の次は沖縄だからです。

ただし相反する考えとして、東側への抑止力にはなります。つまりオバマ氏やバイデン氏の弱腰ともいえる外交戦略によって東側は米国の世界の警察としての地位を疑問視していました。しかし今回のベネズエラ制圧によって、東側には緊張感が生まれたのです。いずれにしても事象は裏表であり、良い点も悪い点もあるという事です。

しかしながらグリーンランドはNATO加盟国のデンマークが関係してきます。つまり同盟国を取得すると言う野心はNATOの弱体化を伴い、その混乱は東側にとっては有利な展開となります。ですからベネズエラ制圧とは全く意味合いが違ってきます。個人的にはトランプ大統領のディール方法、つまり一回脅して引っ込める作戦はリスクを伴うと考えています。

つまり、ディールによって自国に有利な条件は手に入るかもしれませんが、長期的な米国の信認が揺らぐのです。多分トランプ大統領はそれをリスクとして考えていないと思います。何故なら彼は任期しか考えていないからです。ただ今年に中間選挙が行われます。そこでトランプ大統領への信認が問われるでしょう。いずれにせよ、其れは今年後半にやってきます。

次に日本の話題です。年末に日本の財政について今年のトピックに挙げていますが、それが現実のものとなってきました。衆議院選挙が行われることになり、何故か高市首相は消費税を食品に関して減税すると言う愚策を提示しています。予想通り金利が跳ね、10年国債利回りは2.3%台後半まで上昇しました。因みに今週は日本のコアCPIが発表されており2.9%となっています。

それは先進国では米国さえ越して最高の物価上昇を示しています。そんな国で公定歩合が1%でしかも財政バラマキをする決断を日本の首相がするとは流石に疑問を感じざるを得ません。ただどの党も基本バラマキが基本なので対抗する勢力もありません。このまま国民がインフレの構造を理解せず、投票行為を行うならば、更にインフレが加速していくでしょう。

今週もお疲れさまでした。今週は比較的静かに過ごせました。淡々とした日々を送れることに喜びを感じています。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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